オリンピックが近いから

面白いスポーツ漫画を紹介するぜ!
…うん一回落ち着こう。テンション上がった感じの書き方とかできんわ。

さて本題に戻って、個人的なおすすめスポーツ漫画はこれ。

「あひるの空」

150cmのバスケットボールプレイヤー、「空」が主人公のこの物語。
導入は空がバスケ部のない高校で、部室をたまり場にしていた不良たちと一緒にバスケ部としての活動を始める、というもの。
ここまでなら「なんだよくあるやつじゃん」と思うわな。
でもここからがほかの作品とは違うところ。

最初の練習試合のスコア22対146
合宿終えた後の練習試合74対76(相手はベストメンバーじゃなかった)
球技大会3対8
初の公式戦地区予選一回戦90対104(相手に16点差を追いつかれて延長に逆転負け)
不祥事後の練習試合74対119
非公式の大会(前後半10分の特別ルール)一回戦初勝利(なお相手は高齢者チーム)
二回戦33対31(相手は寄せ集めのチームで中学生もいた)
三回戦34対35(たぶん)
夏休み最後の練習試合86対70(公式ルール初勝利)

ながいわ!!!

なんと公式ルールで勝利するまで実に22巻もかかったのである。
負けすぎい!
こんなに主人公たちが負けまくる漫画があっただろうか。
少なくとも私は寡聞にして聞いたことも見たこともない。
これだけでもかなり異色な作品だとわかる。

そしてこの「あひるの空」にはもう1つ見どころがある。
それは悲しいほどの「リアルさ」だ。
上述したように主人公のチームは負ける。
負けて負けて負けまくる。
主人公のチームには、198、193、187と大型の選手がそろっているし、抜群のセンスを誇る点取り屋もいる。
空も低身長ながら高精度の3Pという強力な武器を持っている。

それでも負ける。
特に地区予選の一回戦では個々の能力では相手を上回っていたにも関わらず、それぞれの抱える弱点が負の連鎖を引き起こして敗北した(精神面や体力面など)。
しかしこれは当然なのかもしれない。
いくら個人能力が高くとも、チームとして数か月しか練習していない空たちが、二年以上練習を積み重ねてきた敵に勝てる道理はないだろう。
現実の高校スポーツでも、無名のチームがいきなり勝ちあがることなどまずない(もちろん例外もあるかもしれない)。
そういった点で、「あひるの空」は異常にリアルである。
本来特別に見えるはずの主人公たちが他のキャラクターたちと同じように見えること。
それが「あひるの空の」いいところであり、同時に短所でもあるのだろう。

今部活をやっている人も、何かで挫折感を味わっている人も、ぜひこの作品を読んでほしい。
「あひるの空」は道を指し示してはくれないが、きっと今よりは前に進もうと思わせてくれるはずである。

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