楠 芽吹は勇者である 第2話~しずくの秘密~あらすじと感想

あらすじ

結界の外の調査をするために集められた32人の少女、「防人」のリーダーとなった元勇者候補生、楠 芽吹(くすのき めぶき)。
彼女はかつて自分を勇者に選ばなかった神樹と大赦へ反骨精神を滾らせ、絶対に勇者になると心に誓い、防人の御役目を遂行していく。
第1回壁外調査、防人たちは星屑に襲われながらも、どうにか結界外の土壌を採取した。
前途は多難だったが、それでも芽吹は自らの誓いを必ず果たすと改めて決心するのだった。

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欠落と補充

早くも防人に脱落者が出始める。
戦闘による死亡ではないが、自分たちを喰らおうと突っ込んでくる星屑、手術が必要なほどの重傷を負った仲間、それらを目の当たりし、2名の者が防人の任を続行することを拒否した。
また重傷を負った者も2名、これまた防人の任を解かれることとなった。
(彼女から見たら)貧弱な者にいら立ちを覚えながらも、芽吹は日課のトレーニングを淡々と行う。
ランニング、接近戦、射撃練習(防人の主武装は銃剣)、それらを終えた芽吹のもとに、先生役の女性神官(鷲尾須美は勇者であるに登場した安芸先生ではないかと俺は予想している)がやってきた。
防人の御役目を続けられなくなった4名の代わりに、新たに4名の防人が「補充」されるとのことだ。
自分たちが消耗品扱いを受けていると感じた芽吹は憤る。
申し訳程度の授業、実践の反省から戦術を改良した訓練、その後に食事。
芽吹は彼女にライバル心を燃やす弥勒 夕海子(みろく ゆみこ)、ネガティブでやかましい加賀城 雀(かがじょう すずめ)、極端にしゃべらない山伏 しずく(やまぶし しずく)、そして巫女の国土 亜耶(こくど あや)とともに食事をとる。
出身県がばらばら(芽吹と亜耶は香川、夕海子は高知、雀は愛媛、しずくは徳島)なためどの県が優れているかの論争が勃発したり、しずくの親が心中しているとわかり重い空気になったり、しずくが神樹館小学校(鷲尾須美は勇者である、に登場した3人の勇者が在籍した小学校、お嬢様・お坊ちゃん学校らしい)の出身だとわかったりした。

結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-  第1章 ともだち あらすじと感想
先日見てきました。 安定した面白さでしたね。 さ、では早速あらすじ語ってくんで、ネタバレダメな人はブラウザバックするんやで。 ※結城友...

山伏しずく

2回目の壁外調査が行われる。
今回はかつて中国地方と呼ばれていた地域の調査である。
補充された新人4人は、最低限の知識と訓練だけで戦線に投入された。
芽吹は大赦がかなり焦っているように感じる。
現在四国を覆う結界を形成している土地神の集合体、「神樹」の寿命が尽きる刻限が迫っているのかもしれない。
またも襲い来る星屑どもを撃退しながら、防人たちは目的地にたどり着いた。
しかしそこも爛れた大地が広がるのみ。
その地点の土壌を採取し、撤退を命じた芽吹。
すると雀が大声をあげる。
星屑たちが寄り集まり、「バーテックスの成りかけ」(こいつらについて詳しく知りたい人は、「乃木若葉は勇者である」を読もう!)が姿を現したのだ。

上がカプリコーン・バーテックス、下がタウラス・バーテックス。
「角のようなものを持つ異形の個体」と描写されていたので、今回出現したのはこのどちらかの成りかけだろう。
©2014 Project 2H

星屑とは比較にならない大きさと力を見せつける成りかけに、防人たちは繊維…戦意を喪失する。
そして部隊の最後尾にいたしずくが、成りかけに飲み込まれてしまう。
焦る芽吹だったが、なんと彼女は内側から成りかけを切り裂いて脱出してくる。
しかも人が変わったかのように狂暴化したしずくは、驚異的な戦闘力で成りかけを瞬く間に削り、消滅させた
一時は絶望的な状況に立たされた防人たちは、「もう一人のしずく」のおかげで今回も死者を出さずに任務を終えることができたのだった。
調査後、先生役の女性神官からしずくについて説明を受けた芽吹は、指揮官の命令を無視して暴れる彼女を指示に従わせるべく1対1の模擬戦を挑む。
戦衣(いくさぎぬ)に身を包んだ2人は、他の防人たちとは別次元の戦闘を繰り広げる。
天性の才で力任せに銃剣を振るうしずく(狂)と、積み重ねてきた鍛錬をもとに動く芽吹。
対照的な両者の戦いは互角。
そんな中、しずくは自分が見てきた勇者の姿(須美たちのこと)を語り、芽吹は自分の想いをぶつける。
どちらが勝ってもおかしくない闘いは、紙一重の差で芽吹に軍配が上がった。
全力でぶつかりあった少女たちは、互いの強さを認め合う。
晴れやかな気持ちになった芽吹は、久しぶりにぐっすり眠れそうだと感じるのだった。

主要登場人物一覧。
この中の何人が…いや、よそう。
©KADOKAWA CORPORATION 2017

感想

まさかのしずく二重人格。
そうきたか~。
確かに今まで戦闘になると別人になる、みたいなキャラいなかったもんな。
しずくは戦闘終わってもずっと(狂)のまんまだけど。
雀はネガティブなくせにやかましいというなかなかアレなキャラだったなw
亜耶はめっちゃいい娘。
これは大天使アヤエルですわ。
くめゆ組は下手したら今までのどの勇者たちよりも個性的なのでは。
1話ではもっと殺伐としているのかと思ったけど、食事中の会話とかは結構和やかね。
芽吹は勇者になるために普通の女子が持ってる「普通」をどんどん削り落としてきたけど、仲間たちとの交流やつながりでそこらへんを取り戻すのかもな。
それにしても芽吹としずく(狂)は戦闘力が頭抜けてるわ。
これなら成りかけが複数出てこない限り安心だな!
ん?2体同時、潜む3体目…う、頭が。
成りかけも撃破できるっつーことは、あの二人の戦闘力は西暦組と互角ぐらいか?
友奈たちが倒した後だから、完成型バーテックスは出てこないと大赦は予想してるらしいが…。
嘘つけ、中盤で完成型蠍が出てきて主要登場人物の誰かが退場するぞ。
あいつほんま…ゆゆゆいの襲来イベントでは狩りつくしてやるからな…!(8月に開催されるらしい)
さて、安芸先生(らしき女性神官)が頑なに仮面をつけて職務に勤しんでるんだが、この理由についてちょっと考えてみた。
俺は「あわせる顔がない」って思ってるんじゃないかと。
自分が預かった須美たちを、悲惨な末路へ進ませてしまった責任を感じてる、とか?
これから防人たちを指導していくが、彼女たちにできるだけ自分という存在を消したい、とか?
うん、何言ってるのか自分でもわかんなくなってきた。
それとも単純にしずくみたいに神樹館出身者に見られたくない理由でもあるのかもな。
安芸先生は好きなキャラだから、これからもちょくちょく描写があると嬉しい。
まあ芽吹たちの先生役神官が安芸先生とはどこにも書かれてないんだけど。
芽吹は少しずつ柔らくなりそうな雰囲気があり、しずくがいつ前の寡黙な人格に戻るのか、夕海子は劣等感をこじらせないといいけど。
あ、弥勒家はかつて赤嶺家とともに世界を救った、なんて情報もあったな。

わすゆ時代、大橋から侵入してくるバーテックスを止めるかのように配置された石碑。
画面外に上里家と乃木家、土居家がある。
©2017 Project 2H

赤嶺家は、初代勇者の出身家が刻まれている石碑の中の1つにある家名。
赤嶺って苗字の勇者は西暦組にいなかったことから、ファンの間では考察の対象となっていた。
かつてバーテックスを信仰する連中を鎮圧したらしい。
ということは弥勒家もその鎮圧に協力したってことかも。
現状くめゆが勇者シリーズの最前線だからな。
これからどんな動きがあって、友奈たちにどうつながるのか。
じっくり見ていきましょ。

楠 芽吹は勇者である 第1話~勇者になれなかった少女たち~あらすじと感想
あらすじ 神世紀300年秋、友奈たちの活躍によって、なんとか平穏を保った四国。 死の外界と四国を隔てる巨大な壁、神樹が形成した結界の上に...

第1話はこっちです。

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コメント

  1. 青滝 より:

    赤嶺家は神世紀初期天の神に魅了された人類を制圧した、と鷲尾須美の章やくそくの特典小説にありましたよ。

    • 鮎人 より:

      情報ありがとうございます!
      本文を修正しておきました。
      芽吹たちの物語の後なんかに、赤嶺家と弥勒家の活動を描いた物語も出るかもしれませんね。