打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? あらすじと感想(ネタバレ注意!)

鮮やかで爽やかで、切なく不思議な物語でした。
もちろんネタバレありだから(以下省略

あらすじ

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なずなと典道

中学一年生の島田 典道(なおみち)は、友達と一緒に夏休みの登校日に学校へ向かっていた。
その道中、海辺で片恋相手の及川 なずなを見かける。
なずなは何かを拾っているようだったが…?
学校につくと、幼馴染で親友の安曇(あずみ) 祐介がなずなに告白したいと言い始める。
典道は心中で動揺しながらも、すればいいじゃん、と返す。
しかし断られるのでは、と不安に思う祐介の態度はどうにも煮え切らない。
一方そのなずなは、担任教師に母からの手紙を渡す。
そこにはなずなが転校する旨が記されていた。
掃除時間、典道と祐介はプール掃除ついでに50メートルクロール競泳をしようとする。
するとなぜかなずなも参加することに。
3人が一斉にスタートする。
抜け出したのはなずな。
綺麗に25メートルでもクイックターン(オリンピックでよく見る前方宙返りのようなターンの仕方)を決め、独泳状態。
二番手の典道はそんななずなに見蕩れてしまい、ターンをミスって足を飛び込み台にぶつけてしまう。
そのせいで祐介に抜かれ、三番手に。
二位でゴールした祐介は、なずなに突然今日行われる祭りに誘われる。
典道が上の空の祐介を連れて教室に戻ると、友達が打ち上げ花火が丸いか平たいかで議論していた。
実際に見て確かめようということになり、街にある灯台を目指すことになる。
典道が家に帰ると、自分の部屋で祐介がくつろいでいた。
形だけの文句を言いながら、部屋でゲームをしながら集合時間まで暇をつぶすことに。
その時祐介は、打ち上げ花火は丸いに決まっていると言い切る。
時間になり出かけようとすると、典道は飛び込み台にぶつけた部分がかなり出血していることに気づく。
祐介は自分の父が営む病院に行ってこいと勧める。
そしてなずながいたら、今日自分は祭りに行けなくなったと伝えてくれと典道に頼んだ。
病院で処置をしてもらった典道は、待合室で祐介を待っていた浴衣姿のなずなを見つける。
祐介が来ないことを伝えると、なずなは怒ったのか、外に出て行ってしまう。
気になって追いかけた典道に、なずなは自分が家出をしようとしていること、競泳で勝った方を祭りに誘おうと考えていたことを告げる。
「典道君が勝つと思ってた」
そう言われた典道を尻目に、なずなは路地を曲がって去っていった。
呆然とする典道だったが、次の瞬間、こちらに向かって逃げてくるなずなにさらに面食らうこととなる。
母親らしき人物に抵抗しながらも連れていかれるなずな。
なずなは典道に助けを求めるが、あっけにとられた典道は動けない。
彼女がもっていたらしい、ガラス玉のようなものだけが残され、典道はしばらくそこから動けずにいた。
するとそこに祐介たちがやってくる。
なずなとの約束をすっぽかした祐介に対して怒りをあらわにした典道は、彼を思いっきり殴りつけた。
友達に止められ我に返った典道は、なずなが残したガラス玉を拾い上げる。
もしもあの時自分が勝負に勝っていれば―
なずなを助けることができたのだろうか?
やるせない思いをガラス玉に込め、力の限りに投げつけた。
すると、その時不思議なことが起こった。

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巻き戻される時間

なんと気づくと典道は再びプールを泳いでいたのだ。
左前方にはなずながいる。
今度はターンをしっかり決め、典道は二着でゴールした。
するとなずなは典道を祭りに誘ってきた
不思議に思いながらも教室に戻ると、やはり友達が打ち上げ花火について議論している。
そしてこれまたやはり灯台に登って確かめようということになった。
家に戻ると、今度は祐介が後から部屋にやってくる。
ところがここで祐介は、花火は平べったいに決まっていると言い切った。
違和感を覚えながらもまたゲームをしていると、なずなが家にやってきてしまった。
なずなのことが好きらしい祐介に、彼女に祭りに誘われたことを黙っていたことがばれればただでは済まない。
典道は逡巡した結果、なずなを自転車にのせ、がむしゃらにペダルをこぎ出した。
しかしその様子は祐介に見られていたのだった。
駅まで自転車を走らせた典道に、なずなは「かけおちしよう」と言い出す。
なずなは母親の再婚をきっかけにこの街を出ていかなければならないことを語る。
そしてそれが嫌で逃げ出してきたことも。
東京に行って二人で暮らそうと言われ、またも困惑する典道。
電車がやってきて、乗るかどうかを迷っていると、そんな二人の元になずなの母親と再婚相手がやってきた。
なずなを連れ戻そうとするのを今度は阻止しようとした典道だったが、あえなく失敗してしまう。
しょぼくれる典道は偶然灯台に向かう祐介たちと出会う。
一緒に灯台に向かうこととなったが、祐介は黙ってなずなと出かけた典道にたいそうご立腹だった。
灯台について花火を見ると、なんと打ち上げ花火は平たかったのである。
典道はこの世界がおかしなことを本能で察知し、同時になずなを救わなければならないとも感じる。
あの時迷わずになずなと電車に乗っていたら―
そう念じた典道は、あのガラス玉を花火に向かって投げつけた。

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逃避行

今度は二人の手からなずなを守った典道。
一緒に電車に乗り、一息つく。
東京でどう暮らそうか、と冗談交じりに話すなずな。
ところが電車に乗っているところを祐介に見つかってしまい、またなずなの母親とその再婚相手も車で追ってきていた。
次の駅で降りた二人は、灯台を目指して懸命に走る。
灯台にこもり、次はどうしようかと考えていると、花火が上がった。
するとその花火は丸くも平たくもなく、幻想的な華のようになっていた
見惚れるなずなと、やっぱり何かがおかしいと感じる典道。
祐介たちが灯台に登ってきたため、もうどうしようもなくなってしまう。
そこで典道は、三度ガラス玉を投げる。
電車に乗るところを祐介たちに見つからず、なずなの母親とその再婚相手も追ってこなければ―
するとまた電車のなかに戻り、祐介たちは典道となずなに気づかず、なずなの母親が先回りしているであろう駅へと向かう線路とは違う経路を電車は進む
いぶかしむなずなに、典道は自分の体験を伝える。
時間が巻き戻ったこと、願ったことが叶うこと、しかし少しずつ世界がおかしくなっていること。
なずなは突拍子もない典道の言葉を、しかし「典道君が言うのなら」と信じてくれた。
とある駅につくと、街全体が波紋のようなドームに覆われ、物もみな波うって見える世界となっていた。
なずなは、この世界は典道君が創った世界なんだね、と言い、同時に、逃げても逃げ切れないことはわかっている、それでも、今日一日だけは典道君といたい、と告げる。
典道は、この世界から抜け出せばなずなはどこかに行ってしまう、そんなことになるなら、この奇妙な世界でなずなと一緒にいたい、と告げる。
嬉しそうな、寂しそうな顔をしたなずなは、海に入る。
それを追った典道は、水中でなずなとキスをし、しっかりと抱き合う。
そんな時、酔っぱらった花火師が典道が落としたガラス玉を、花火の玉と勘違いし、打ち上げてしまう。
水中からそれを見た二人は、今度は花火が球状であることを確認した。
同時に別れの時間であることも理解する。
典道は、ゆっくりと離れていくなずなを見送るのだった。
次の登校日、もちろんなずなの席は空席、ところが典道の席も空席になっている。
果たしてこれが意味することとは―

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感想

甘~い!!
あまずっぱ~い!!!
好きな娘が自分を好いてくれる世界。
いいなあ、この優しい世界。
入りたい。
どうすれば入れる?
微分すれば入れるようになる?
というのが見終えた後の率直な感想です。
正直見ている時より見終えた時の方が充実感あったね。
抽象的で幻想的、かつ視聴者の想像力に任せるところが多い作品だと感じた。
だから見ている時、「ん?これどういうこと?」って箇所が結構あった。
タイムリープの鍵となっているらしいガラス玉とか、なずなが母親とその再婚相手を毛嫌いしていた理由とか、典道が創り出したらしい世界のこととか。
でも見終えた時の爽快感はすごかった
かなり消化不良のところがあったはずなのに、それすら凌駕するあの感覚は一体何だったんだろうか?
青春映画ってあんまり見ないんだけど、見ればみんな爽やかな気分になるの?
一種の快感ですらあったぞ。
超気持ちいいぞ(北島並感
と、けっこういい感じの感想書いてるけど、人に無条件ですすめられるか、と聞かれたらNOや。
絶対人を選ぶ映画だよこれ。
俺も手放しで「見に来てよかったー!」とは言えないね。
見終えた後の爽快感とかはあっても、途中シャフト特有の比喩表現についていけなかったりしたし。
案の定ネットでも意見が割れてるみたいだし。
いや、下手したら低評価のほうが多い?
ま、とりあえずこれから見に行く人(このネタバレ見てなお行く気が起きる人がいるのかは知らん)は、あんまりハードル上げないでいくといいヨ。
あっと、大好きな人には申し訳ないな。
決してつまらないと言ってるわけではないから。
ただ、俺は手放しで面白いとは思えなった、って話。
あとどうしても某大ヒット映画と比べられる運命にあるやろなあ。

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