楠 芽吹は勇者である 第3話~雀の臆病な勇気~あらすじと感想

あらすじ

欠員を補充しながら任務を続行する防人たち。
2回目の壁外調査では「バーテックスの成りかけ」が出現した。
窮地に立たされた防人たちだったが、山伏しずくのもう一つの人格が覚醒。
瞬く間に成りかけを粉砕する。
ところが隊長である芽吹の指示もきこうとしないもう一人のしずく。
芽吹は腕ずくで命令をきかせるために、しずくに模擬戦を申し込む。
僅差で勝ちを手にした芽吹は、しずくと互いの強さを認め合うのだった。

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サジタリウス・バーテックス(成りかけ)

どうにか死者だけは出さずに5回目の壁外調査を迎えた防人たち。
ところが採取の最中に、サジタリウス・バーテックスの成りかけが出現する。
前回はもう一人のしずく(以下「シズク」と表記する)の活躍で難を逃れたが、それでも防人たちでは手に負える相手ではない。
芽吹は撤退の指示を出すが、退路に星屑たちが群がってきた。
星屑の強行突破を提案する夕海子と、座り込んでしまう雀。
芽吹は雀の人一倍強い生存本能を信じ、部隊をその場にとどまらせる。
サジタリウスから放たれた無数の矢を、盾を扱う防人たち、護盾隊(ごじゅんたい)が防御する。
すると何を思ったのか雀がサジタリウスに突っ込んでいく。
皆が雀の正気を疑ったが、次の瞬間、サジタリウスは巨大な矢を発射してきた。
防人の盾では防げない威力だったが、雀は盾で斜めに受け、衝撃を受け流した。
退路にいた星屑たちは、サジタリウスの矢を受けて消滅していく。
芽吹はそれを見計らい、防人たちを撤退させる。
こうして雀の活躍により、今回も死者を出さずに御役目を遂行できたのだった。

すでに何回か当ブログでも紹介しているサジタリウス。
上の口は巨大な矢を、下の口は無数の矢を吐き出す。
©2014 Project 2H

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サジタリウスはこの2つの記事で紹介した。

勇者様

現在勇者の御役目についている三好夏凜とともにすごしていた芽吹は、防人仲間から彼女について聞かれることにうんざりしていた。
来る人来る人に向かって、
「普通の人だった」
「戦闘力はあったが、自分とさして変わらない」
にぼしとサプリが好きすぎる普通の人だった」
超人じみた外見やカリスマ性を期待した質問者たちは、一様に納得しない様子で帰っていく。
そんなとき、雀が自分も勇者たちにあったことがある、と話し始めた。

三好 夏凜、かつて芽吹と勇者の座を争った女の子。
馴れ合いを好まないが、他者を気に掛ける優しい心を持つ。
本編では、自分の居場所、勇者部を守るため、捨て身の4連続満開で5体のバーテックスを殲滅した。
©2014 Project 2H

今から少し前の神世紀300年6月、勇者候補グループの一員だった雀は、危険な御役目に選ばれなかったことに安堵していた。
一方で、それならば誰が勇者に選ばれたのか、勇者とはどんな人物なのか興味がわいた。
グループのリーダーから勇者に選ばれた子たちがどこにいるのかを聞いた雀。
彼女たちを一目見ようと、愛媛から香川の讃州中学に足をのばした。
初代勇者様は星屑を踊り食いし、先代勇者様はバーテックスを飲み物だと豪語したらしいから、見つかったら食べられてしまう。遠くから見るだけにしないと…」
二割ほどの脚色が混じった情報を真に受けつつ、雀はついに讃州中学勇者部を見つけた。
ところが彼女たちの様子はいたって普通。
草むしりや本の整理、迷いネコ探しをしていた。
学校の中でカースト上位というわけでもなく、自分たちが勇者だということを鼻にもかけない。
そんな勇者部の活動を見ていると、雀の存在に気づいていた夏凜が、彼女の隠れる曲がり角の壁にボールペンを投擲。
壁にボールペンは突き刺さり、雀は腰を抜かしてしまう。
風は夏凜の威圧的な態度をたしなめつつも、怪しい雀を部室に連れていく。
そこで東郷に何か依頼があるのかと質問された雀はそれに乗っかり、
「自分は臆病者で、そんな自分が勇気を持つにはどうしたらよいか?」
という依頼をとっさにする。
5人の勇者は各々方向性は違うものの、真剣に彼女の悩みを解決しようと色々な提案をしてくれた。
なぜかにぼしを食べながら占いのやり方を学んだ雀は、そろそろ帰らなければならないと告げる。
その時雀は先ほど勇者部が探していた迷いネコが、屋上の柵の外に寝そべっているのを見つけた。
成り行きで5人に同行した雀。
屋上につくと、友奈が柵を越えて猫を捕まえた。
樹に猫を渡したその時、急に強風が吹く。
バランスを崩した友奈と、反射的にそれを助けようとした雀は、ともに地上へと落下してしまう。
落ちながら、雀は友奈に抱き着いた。
並外れた生存本能を持つ雀は、なぜかそれが一番助かる確率が高いと思ったのだ。
結論としてどうやらそれは正しい選択だったらしい。
奇跡的に2人はほぼ無傷で助かった。
雀は地面に激突する直前、小さな牛のようなものが友奈を覆うバリアを発生させたのを見た気がした。
念のため保健室に連れていかれた雀は、友奈たちから感謝の言葉をもらう。
そして

風「勇気がある人は、危険も苦痛も怖がるけど、いざというとき頑張れる人。それってさっきの加賀城さんと同じじゃない?」

友奈「私だって臆病だよ。でも友達が困っていたら、痛くても、怖くても助けようとする。さっきの雀ちゃんみたいに」

東郷「臆病なことと勇気があることは両立する。臆病で勇気がある、加賀城さんはそんな人に思えます」

彼女たちの言葉を全て理解できたわけではないけれど、友奈に握られた手は不思議と温かく、勇者部の面々が良い人たちだということだけはわかった。

話を終えた雀。
勇者たちの言葉に共感する亜耶と、やはり自分が選ばれなかった理由がわからない芽吹。
夜、トレーニングを終えた芽吹は、父親の影響で趣味となったプラモデル(五十の塔を持つ寺の1つ、渋い)作りに没頭していた。
そこにやってきた雀は、芽吹も勇者部の面々に負けない勇者であると語る。
打算もあるだろうが、それでも雀の言葉は芽吹にとって嬉しかった。
性格は正反対だが芽吹にとって雀は特別な存在(あら^~)で、他者からは理解されづらいが、これが友情というものなのかもしれない。
雀に抱き着かれながら、芽吹そんなことを考える。
そして防人たちの御役目は次なる段階に進む。
巫女である国土亜耶、彼女を結界の外へと出す、過酷な任務の始まりだった。

くめゆ主要登場人物の中で最年少。
穏やかで優しく信心深い。
ゆゆゆシリーズでは3人目となる巫女である。
(C)2017 Project 2H

感想

雀がサジタリウスの巨大矢を受け流した時、寄生獣の「だからこうして斜めの角度ではじく」を思い出したのは俺だけじゃないはず。
やあ、雀回でしたわ。
メブ×雀回でもあったな。
表紙からしてもう百合百合よ。
ちょっとメブの母性溢れすぎてない?
最初はあんなに尖ってたのに(今でも尖ってるけど)、どんどん柔らかくなってるんじゃない?
良いぞ。
ほんで雀の防御能力半端ないな。
成りかけとはいえ、広範囲攻撃と一点突破攻撃を使い分けるサジタリウスを完封するって。
歴代勇者の中でも防御面は頭一つ抜けてるよ。
正式に勇者になってたら精霊必要ないくらいの生存能力発揮しそう。
天性の盾の才能に加え、生存本能で危機回避までできるんだもん。
有能ってレベルじゃねーぞ。
友奈たちと雀のからみもよかった。
「臆病と勇気があることは相反しない。両立する」、この東郷さんの言葉は重い。
昔一緒に戦ってた銀も園子も、怖くても勇気を振り絞って戦ってたもんな…
そんでくめゆのテーマでもある(と俺が勝手に思ってる)「勇者の選考基準」、これがなんなのかまだわからない。
でも勇者の印象について証言はけっこう出たよな。
芽吹は「普通の人」、シズクは「かっこよくて尊い」、雀は「良い人」。
こう見るとやっぱ内面がかなり重視されそうですね。
メブは普通の人が持ってるものを削りすぎたし、他人に興味がなさ過ぎたから選ばれなかったんかねえ。
さてさて今回は珍しく(比較的)平和だったのに、最後の1行で一気に不穏になったよ。
亜耶を結界外に連れて行くって…
まーじか。
なんで巫女を?
まさかのわゆの時みたいに!?
いやいや、さすがにあの時とは状況が違う。
そもそも巫女は神託を聞くのが役目やんな?
わざわざ結界抜ける意味がわからんがな。
んー…、誰か予想できた方いたらコメントください(乞食
じゃあ今回はこの辺で。
あ、若葉様と銀がバーテックスを飲み食いした話が見たい人は、原作を買うかゆゆゆいやるとええよ。
※追申:みんなの感想は後日更新します。

みんなの感想とか

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